幸せな人生を送るために。
豊かな人生を送るために。

ぼくがニュージーランドの暮らしを通して、たどり着いた1つの答え。

 

それが【Small is Beautiful】という生き方。

 

『小さく生きる』とは、
必要以上のモノを持たない生き方。

『美しく生きる』とは、
自分の「心」に従って生きること。

 

ニュージーランドが教えてくれたこの生き方は
ぼくの人生に「自分らしさ」と「心の豊かさ」をもたらしてくれた。

 

すべての人が「自分らしく、心豊かに生きられる社会」を目指して。
これからもぼくの挑戦は続きます。

富松卓哉|Takuya TOMIMATSU

▶『小さく』生きる


東京で生まれ育ったぼくにとって「何もない=不便」だと、ずっと思っていた。

 

東京は「便利さ」で言えば、世界でトップクラス。自宅の徒歩10分圏内にはコンビニ・スーパーマーケット・駅があり、何かしたいと思えばショッピング・ゲームセンター・カラオケなどの娯楽施設があり、いつでも、何でもすることができる。

 

その一方で、ニュージーランドは日本と比べると、 人もモノも情報も圧倒的に少ない。町から少し車を走らせれば、ただ自然が広がっていて、羊や牛がたくさんいるだけ。

 

東京と比べれば、ニュージーランドは不便だと感じることがよくある。

 

物価は高いが、クオリティーは低い。
坂が多く、道はガタガタ。
ネットの接続は恐ろしく遅い。

 

でも「不便だから暮らしにくい」とは感じず、むしろ「何もない」からこそ、感じることのできた「豊かさ」が、ニュージーランドにはあった。

 

何もないからこそ、自分自身と深く向き合うことができ、
何もないからこそ、家族や仲間とゆっくり過ごす時間があり、
何もないからこそ、心をかき乱されることなく「心の安らぎ」を感じることができた。

今振り返ると、東京にいた頃はいくら時間があっても足りず、常に何かに追われていた。そして人よりも自分を優先し、何かと「忙しい」を理由にしていた。

  

ぼくは明らかに、人として「大切なモノ」を見失っていた。

 

身の回りのモノが溢れていると、
1つ1つを大切にする時間が失われていく。

 

だからこそ、限られた人生の中で何にフォーカスして生きるのか。
何を大切にして生きるのか。

 

ぼくはそんな問いかけを、ニュージーランドからしてもらった気がする。

 

 

人は不要なモノを「最小化」することで初めて、大切なモノを「最大化」できる。

 

だからこそ、大切なのはまず「手放す」こと。

 

押し入れに眠っているモノ。
意味のない人間関係。
余計なプライド。

 

かつてのぼくがそうだったように、多くの人が必要以上のモノを抱え過ぎている。

 

手に入れるのが先じゃない。
まずは「手放す」こと。

 

手放せば手放すほど、自分にとって「本当に大切なモノ」が見えてくる。

 

ぼくらはそれらを1番大切にして、生きるべきなんだ。

▶『美しく』生きる


ニュージーランドでの1年4カ月間の生活を経て、どんな生き方をしたいのか。
何を大切にして生きていきたいか。

ぼくは理解したつもりだった。

 

でも日本へ帰国後、東京のスピードに付いていくことができず、かつての “嫌いな自分”へと戻ってしまっていた。

 

あれほど自分らしく生きることが大切だと、自分に言い聞かせていたにも関わらず、他人と自分を比べてしまったり、お金や肩書など「分かりやすいモノ」に翻弄されていた。

 

ぼくはまた「大切なモノ」を見失っていた。

 

会社を辞め、日本を飛び出した時から、ぼくはもうサラリーマンに戻るつもりはまったくなかった。

 

だから自分を鼓舞するために「帰国したら独立します!起業します!」って宣言して、そう言えば周りから「すごいね!頑張ってね!」とか言ってもらえるわけだが、

 

いざ本気で踏み出そうとするとビビっていた。借金抱えたくないし、起業してすぐに潰したとか格好悪いし。

 

だからまずは確実に稼げることからやろう。リスクの少ないことから始めようと。

ネットワークビジネスや転売・せどりに手を出してみたり、他には株や投資の勉強会にも参加してみたりした。

 

ただ、まったく情熱が湧いてこない。
そして何をやっても、まったく上手くいかない。

 

貯金は減っていく一方だし、この先ちゃんと稼いでいけるのだろうか…。不安は増していく一方だった。 

 

 

そんな中で、ぼくは逃げるように1年ぶりに再びニュージーランドへ戻ってきた。

 

ニュージーランドの匂い。空気。空。すべてが懐かしかった。すべてがぼくを優しく、暖かく包んでくれた。

 

そんなニュージーランドの時間がゆっくり流れる中で生活していると、またハッと気付かされた。

 

「なんで俺、そんなに格好つけてたんだろう?」って。

 

みんなすごく自然体。
みんなすごく素敵な笑顔をしている。
心が豊かな人がたくさんいる。
幸せそうな人がたくさんいる。

 

もちろんお金は大事。起業するからにはがっつり稼ぎたい。お金持ちになりたい。

 

でも「自分が本当に手に入れたいモノ」って何だったっけ?

 

ぼくが目指しているのは豊かな人生。幸せな人生。あいつイキイキしてるねって。輝いてるねって。

そんな風に言われたい。生きたい。

 

結局、日本に戻ってからは周りの目を気にしてばかりいた。見栄を張ったり、自分と合わないことをやったところで、本当の幸せなんか得ることができないにも関わらず。

 

大切なのは、周りに認められることじゃない。

 

「自分らしく生きる」こと。
「ありのままの自分」で生きることなんだ。

 

▶君は「自分らしく」生きているか?


今になってわかったことだけど、会社勤めをしていた頃、ぼくが何よりも辛かったのは「自分らしく」いられなかったこと。

 

“超”縦社会の会社に勤めていた僕は、先輩に逆らおうものなら徹底的に叩かれ、休みを要求しようものならば「今の若者は…」「これだからゆとり世代は…」とバカにされた。

 

次第に、何も言わない方が身のためだと感じるようになり、ぼくはできるだけ大人しく、当たり障りのないような言動に終始するようになっていた。

 

 

周りに自分に合わせ続け、自分にもウソをつくようになり、いつの間にかまるで「感情のないロボット」のように生きていた。

 

そんなことを続けたことで、ぼくは精神的にも、肉体的にもボロボロになり、ついには普通の生活が送られなくなるほどまでに体を壊してしまった。

当時24歳。人生でやりたいことはたくさんあるのに、何1つやっていなかった。

  

その時にやっと気付いた。

 

こんな人生を望んでいたんじゃないって。
周りの目を気にして、満足させるために生きてきたんじゃないって。

 

いい大学に行き、いい会社に入り「安定」やたくさんの「お金」を手に入れたところで、自分が本当に望んでいたものは手に入らない。

 

どんなすごい肩書きがあろうと
どんなすごい会社に勤めていようと
どんなにお金があったとしても

 

「本当の自分」を隠しながら、ごまかしながら生きて、行き着くところには何があるだろうか?

周りの目を気にしながら生きた人生の、その先にあるものって何だろうか?

 

 

自分の大好きなこと。
情熱を捧げられること。
ワクワクすること。

これができないんじゃ「本当の成功」って言えないと思うんだ。

 

君にとっての「成功」って何?
君が本当に望んでいる人生って、どんな人生?
その本当に望んでいることが、この先できるって保証はどこにある?

 

その答えは誰も教えてくれない。
答えは「自分の心の中」にしかないんだ。

 

やるなら「今」しかない。
できなくなってから後悔しても遅いんだ。

 

今のぼくには「安定」なんて文字はない。

 

でも確実に1つ言えることは、自分の「心に」正直に生きたことで、ぼくの人生は劇的に豊かになった。

 

「好き」を共有できる仲間。
「本音」で語ることのできる仲間。
「ありのままの自分」でいられる仲間。

 

この仲間たちの存在は、ぼくの人生を豊かなモノにしてくれた。

 

人は生まれながらの「好き・嫌い」がある。
「好き・嫌い」を我慢する必要なんて欠片もない。

 

ぼくは声を大にして言いたい。

 

「好き」を人生の軸に生きよう。自分の「心」に従って生きよう。

 

それこそが「自分らしく生きる」ということ。

 

「好き」を軸に生きる仲間が1人でも増えていくことを信じて、ぼくはこれからも大好きなことをやって生きていく。 

 

そしてすべての人が「自分らしく、心豊かに生きられる社会」を目指して。ぼくの挑戦はこれからも続きます。

 

富松卓哉|Takuya TOMIMATSU

 


富松 卓哉 | Takuya TOMIMATSU


ニュージーランド写真家

【Small is Beautiful -より小さく より美しく-】をテーマに撮影・表現活動を行う写真家。2015年から過去40回に渡り「写真×音楽×ストーリー」を組み合わせた独自スタイルの上映会『Small is Beautiful』を日本全国で開催。1500名以上を動員し、その世界観は多くの人の感動を呼ぶ。2018年9月にはガイドブック『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』を四角大輔氏らと共に出版。日本国内では伊豆・修善寺や隠岐の島・布施地区の地方創生プロジェクトの撮影やプロデュースを手掛けるなど『Small is Beautiful』の世界観を追求すべく活動を続けている。

2020年1月よりNZ究極のロングトレイル『Te ARAROA(テ・アラロア)』への挑戦とドキュメンタリー&映像作品の制作を発表。未知なるチャレンジに向けて、新たなスタートを切った。

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