今「天然の健康食品」として、世界中の人たちから注目を浴びているマヌカハニー。

〝健康食&スーパーフード〟としてすっかり定着した感のある「マヌカハニー」だが、意外にも歴史は浅く、世界から注目され始めたのは わずかここ30年の話。それまでマヌカハニーは、ニュージーランド以外の国ではほとんど知られた存在ではなかった。

近年は健康志向が高り、さらにコロナの影響もあって、ハチミツの需要、中でもニュージーランド産のマヌカハニーの人気が爆発。”Queen of Honey” と称される「マヌカハニー」の効能や健康活性パワーが世界中で大いに注目されており、テニス世界No.1プレーヤーのジョコビッチ選手やサッカー日本代表 長友佑都選手、オリンピック元水泳日本代表メダリストの松田丈志選手など、一流アスリートも愛用していることを公言している。

ただ、口コミやネット上では「マヌカハニーはすごい」とよく聞いたり見たいするけれど、じゃあ具体的にマヌカハニーの何がすごいのか。一般のハチミツとは何が違うのか。たくさんの数値やアルファベットが並んでいるが、何を指しているのか。その辺りを知る人は少ない。ぼくも恥ずかしながら、、、最近までは、マヌカハニーは「なんとなくスゴい」という認識しかなかった。しかし調べれば調べるほどマヌカハニーの奥は深く、知れば知るほどマヌカハニーの魅力に取りつかれている今日この頃。

そこで。ここではマヌカハニーとは何か。マヌカの知られざる「歴史」から、近年の研究で判明した「新事実」「正しい選び方」「お勧めマヌカハニー」「効果的な食べ方」など、複数回に渡って、さまざまな視点からマヌカハニーの魅力を紐解いていくこの企画。

今回はその第2回目。今日はマヌカハニーの知られざる「意外な歴史」についてお届けしたいと思う。ぼく自身も驚くことばかりで、このブログを読めば、マヌカハニーは〝奇跡の賜物〟だということがお分かりいただけると思う。

第1回目:マヌカハニーの驚異の「生命力」とその「神秘」

ニュージーランドには蜜蜂が存在しなかった

実はハチミツと人類の歴史はとても長く、約9,000年も前から人はハチミツを収穫してきたと言われている。そんなハチミツの長い歴史と比較すると、マヌカハニーには〝ほとんど歴史がない〟といっても過言ではないかもしれない。というのも、ニュージーランドの先住民マオリ族が移住してきた1,000年前には マヌカハニーの蜜源であるマヌカの木はすでに自生していたものの、養蜂が始まったのはわずか180年前だというのだ。

なぜ、他のハチミツと比べて「マヌカハニー」の歴史はそれほど浅いのか? それは ヨーロッパの人が西洋ミツバチを持ち込む前まで、ニュージーランドには蜜蜂が存在していなかったからだという(これはぼくも調べていて非常に驚いた)。

海洋探検家のジェームス・クック(通称キャプテン・クック)が初めてニュージーランドに足を踏み入れたのは18世紀後半。その後 ヨーロッパの人たちが続々と移住し、西洋文化を持ち込み始める。そして1830年代の後半に西洋ミツバチが持ち込まれ、そこからニュージーランドでは養蜂が始まったと言われている。

現在は「ハチミツ先進国」と言われ、国民一人当たりのハチミツ消費量が世界ナンバーワンのニュージーランドだが、ニュージーランドに暮らす人々がハチミツの恩恵を手にしたのは、どんなに長くても180年ちょっと。9,000年にも及ぶハチミツと人類の長い歴史を考えると、180年の歴史しかないマヌカハニーは〝非常に新しいハチミツ〟と言えるだろう。その〝若く新しいマヌカハニー〟はしばらくニュージーランド国内のみ知られた存在だったが、1981年の〝ある世紀の発見〟により、マヌカハニーは一気に世界中に知られる存在となっていく。

ニュージーランドを開拓した一人、ジェームス・クック

1981年に〝世紀の発見〟が見つかる

冒頭でも書いたように、今でこそ世界中の人気の健康食品として有名なマヌカハニーだが、つい30年ほど前までは、ニュージーランド以外の国ではあまり知られた存在ではなかった。そのマヌカハニーに世界の人々の視線が集まり始めたのは、1980年代に入ってから。

ヨーロッパ人が移住してくる18世紀まで、ニュージーランドは独自の生態系を守っており、まさに「未開の地」。そんな手付かずの自然が残るニュージーランドは、生物学者や植物学者にとって研究テーマの宝庫であり、数多くの研究者がニュージーランドへと移住し、研究を進めてきた。

そんな中、彼らが注目したのはニュージーランドの先住民マオリ族の暮らし。彼らは日常生活の中で、病気を患ったり、怪我をしたときに、植物を活用する知恵と経験を豊富に持っていた民族で、傷口の消毒や、火傷の治療にマヌカを活用していたという。(マオリ族とマヌカの深いつながりについては後日、詳しく書く予定です)。

ニュージーランド先住民マオリ族による “Haka(ハカ)” のパフォーマンス

そういったマヌカの効果や効能については、研究者の間で少しずつ注目されるようになり、1人の研究者ケリー・シンプソンが「マヌカハニーが強い殺菌力を持つ」という噂を聞きつけ、生物学を専攻する旧知の大学教授ピーター・モラン博士のもとを訪ね、マヌカハニーの成分の分析を依頼。そして研究を初めてほどなくして、ピーター・モラン博士は、マヌカハニーには、他のハチミツにはない「強力な殺菌作用」を促す成分が含まれていることを発見

その殺菌作用をもたらす物質がどんなものかが判明するのはさらに先のことになるが、この〝世紀の発見〟により、ニュージーランドだけで知られていたマヌカハニーは世界中で注目されるようになり、今では世界のスーパーフードとして認知される存在にまでなった。

マヌカハニーは〝奇跡の賜物〟

ニュージーランド特有の植物『マヌカ』とヨーロッパ人が持ち込んだ『西洋ミツバチ』。もし西洋人が蜜蜂をニュージーランドへ持ち込まなかったら…… ぼくら人類は「マヌカハニー」の恩恵を誰一人として受けられなかったかもしれない。そう考えると、このコラボレーションがいかに〝奇跡〟であるか、よく分かると思う。

ぼくが愛用するマヌカハニー『マヌカ・ゴールド 12+』

「もしこの地球上からハチが消えたなら、人類は4年しか生きられない」

と言われるほど、ミツバチは人類・地球にとって大切な存在。国連の報告によると、世界の食料の90%をまかなっている100種の作物のうち、実に70種以上がミツバチの授粉によって生育しているとのこと。この2つの共同作業で作られるマヌカハニーのパワーはまさに「自然」と「大地」からの贈り物。この〝奇跡〟に感謝して、地球にも、そして蜜蜂にも優しい暮らしを心掛けていこうと思う。

次回以降もマヌカハニーについて(歴史/新事実/正しい選び方/お勧めマヌカハニー/効果的な食べ方など、複数回に渡って、さまざまな視点からマヌカハニーの魅力をぼくなりに紐解いていきます。ぜひ次回もお楽しみに!

2020.08.08. トミマツタクヤ

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トミマツ タクヤ


ニュージーランド写真家

1986年11月13日 福岡生まれ。大学卒業後、一般企業に就職するものの 会社生活に馴染めず転職を繰り返す。度重なる体調不良をきっかけに会社員生活に終止符を打ち、2013年 世界一周を夢見てニュージーランドへ初渡航。数ヶ月の滞在予定が1年4ヶ月もの歳月を過ごす。帰国後は【Small is Beautiful より小さく、よりスローに。】をテーマに撮影・表現活動を行う。2015年から過去50回に渡り「写真×音楽×ストーリー」を組み合わせた上映会スタイルの写真展『Small is Beautiful』を日本全国で開催。”写真展示のない写真展” として話題を呼び、延べ5000名以上を動員。自身の人生をも変えたそのメッセージと世界観は多くの人の感動を呼ぶ。2018年9月にはガイドブック『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』を四角大輔氏らと共に出版。2020年1月からはニュージーランドを最北端から最南端まで約3,000kmを縦断する『テ・アラロア』に挑戦(※ 1,100km時点でロックダウンにより中断。2022年より再開予定)。

現在はオア明奈氏と共にNZライフスタイルブランド『iti(イティ)』を創業し、オンラインショップと会員制コミュニティを運営するなど、『Small is Beautiful』の世界観を追求すべく、新たなステージへと突入した。

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