ぼくはずっと自分の「居場所」を探してきた。ぼくがぼくらしくいられる「心の居場所」を。

話は少しさかのぼるが、以前のぼくの人生は酷かった。毎日満員電車に揺られ、ため息ばかり、愚痴ばかりの日々。“超” 縦社会の会社に就職したぼくは、帰宅は毎晩12時を過ぎ、休日出勤も当たり前。休みを要求しようものならば 「今の若者は…」「これだからゆとり世代は…」とバカにされた。

元々小心者だったぼくは、次第に何も言わない方が身のためだと思うようになり、先輩や上司の意見にただ従うようになっていった。まるで「感情のないロボット」のように。

そしてぼくは自分にもウソをついて生きるようになり、気が付くと「自分がどんな人間なのか」わからなくなっていた。周りには価値観の合う人や本音で話せる仲間もおらず、ぼくは強い孤独感を感じ、これからの人生にまったく希望を持つことができなかった。

そして2013年。ぼくはその状況から逃げ出すかのように、すべてを捨て、ニュージーランドへと旅立った。

ニュージーランドの広い空。空気。大自然。
すべてが新鮮だった。

でもぼくが最も衝撃を受けたのは、ここに暮らす人たちの「笑顔」だった。

ぼくはショックだった。

なぜ彼らはこんなにも「豊か」なのか。
なぜ彼らはこんなにも「幸せ」そうなのか。

一生懸命に勉強して、いい大学に行き、安定した仕事に就く。いわゆる “社会の勝ち組” になることが、幸せに生きるための最短距離だと、ずっと信じて生きてきた。そんな考えを一瞬にして、ニュージーランドにすべてをひっくり返されてしまった。それはもはや「混乱」に近いものだった。

ニュージーランドに暮らす人たちの「豊かさ」に強い衝撃を受けて、ぼくはこの国に残ることを決意。そしてここから、ぼくの「本当の豊かさ」を学ぶ長い旅が始まった。

Small is Beautiful

ぼくがこの国で最も強く感じたこと。それは〝便利さ〟の中に失っているものがあるということ。

東京は〝便利さ〟で言えば、世界でトップクラス。交通手段で困ることはないし、商品の価格は安くてもクオリティは高い。欲しいモノはすぐに手に入り、何かをやりたいと思えばいつでもすぐにできる。しかしその〝便利さ〟の一方で、 人・物・情報は溢れ、行き過ぎた競争によって、多くの人が「時間」と「忙しさ」に追われている。

東京で会社員として働いていた時のぼくは心にまったく余裕を持てず、いつも忙しさを感じていた。そして他人と自分を比べては一喜一憂したり、会社や肩書きで人を判断したりするなど人として大切なこと」を完全に見失っていた。

身の回りのモノが溢れていると、1つ1つを大切にする時間が失われていく。だからこそ、限られた人生の中で何にフォーカスして生きるのか。何を大切にして生きるのか。

ぼくはニュージーランドでの暮らしを通して、必要以上のモノはいらないこと。そして自分にとって最も大切なものにフォーカスして生きることが、人生を豊かに生きる上で大切なことだと考えるようになった。

そして、ぼくがたどり着いた1つの答えが【Small is Beautiful -より小さく より美しく-】という生き方。

『小さく生きる』とは、必要以上のモノを持たない生き方。
『美しく生きる』とは、自分の「心」に従って生きること。

ニュージーランドでの体験をキッカケに、ぼくの人生は確かに変わった。そしてぼくはこれらの体験をたくさんの人に届けるために、帰国後にニュージーランド写真展を開催することを決意した。

ニュージーランド写真展で見つけた自分の「居場所」

1年4カ月の月日を経て、ぼくは日本へと帰国。今でこそ “写真家” として活動しているぼくだが、学校やプロの誰かに学んだことはなく、当初は1回きりの開催のつもりだった。しかし気が付けば 開催は50回を数え、延べ3000名を超える人たちがイベントに足を運んでくれた。

自分でも驚くほどの反響があった。

“美しいニュージーランドの写真を見て、自然と涙が溢れてきて、心が洗われました”
“写真が美しいのはもちろんのこと、発信されている【Small is Beautiful】の想いにも心から共感しました”
“トミマツさんが撮られた写真とメッセージを見て、今日もがんばろうと思えました”

これらはほんの一部だが、 ぼくがこの国で体験した「人生が変わる感動」、そして【Small is Beautiful】のメッセージは、日本の人たちの心にちゃんと届いていた。

ぼくはニュージーランドと深く関わっている1人の人間として、かつてのぼくのように〝生き辛さ〟を感じている人たちに、この国の体験を届けていくことは1つの役割なのではないか。

その想いは写真展を重ねるごとに強くなっていった。

「表現活動」から「居場所づくり」へ

2013年にニュージーランドを初めて訪れてから約6年の月日が経った。その間、自分なりにこの国の魅力を届けるべく、さまざまなことに挑戦してきた。そしてその結果、憧れの人たちや憧れの企業と仕事をする機会をもらえたり、ガイドブックの出版やラジオへの出演もさせてもらった。

大袈裟じゃなく、この6年間は〝夢〟のような日々だった。

でも ぼくが最も幸せに感じていることは、夢を叶えられたことでも、目にみえる結果を残せたことでもない。挑戦を通して「本当の仲間」と出会えたことだ。

「好き」を共有できる仲間。
「本音」で語ることのできる仲間。
「ありのままの自分」でいられる仲間。

この仲間たちとの「出会い」こそが、ぼくの人生に本当の意味で「豊かさ」をもたらしてくれた。

ずっと孤独を感じ 「心の居場所」を探していたぼくにとって、【Small is Beautiful】に深く共感してくれる仲間と出会えたことは、ぼくの人生にとって「かけがえのない財産」になった。

この3年間での出来事は、自分一人での力では到底成し遂げられなかったものばかり。もし仲間の応援とサポートがなければ、そもそも活動を続けることもなかっただろうし、辛い時期を乗り越えることはできなかっただろう。それほど、仲間の存在はぼくにとって大きいものだった。

だから次は、みんなが〝心の繋がり〟を感じられる「居場所」を作ること。
みんなで支え合い、応援できる「場所」を作ること。

それがぼくの新しい挑戦であり、オンラインサロンを起ち上げた最大の理由。

ぼくがそうだったように、同じ価値観を持つ仲間との「出会い」は、あなたの人生をずっと豊かなものにしてくれるはずだ。そしてあなたが何かに挑戦するときは、ここにいる仲間は全力で応援してくれるだろう。

仲間との「出会い」を通して、ぼくが「自分の居場所」を見つけられたように。
そして仲間との「出会い」そのものが、ぼくの人生を豊かなものにしてくれたように。

次はこの『noa』が、みんなにとって「心の居場所」となりますように。

2020.01.01. トミマツタクヤ

『noa』への参加を検討されている方へ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。このオンラインサロン『noa』はプロデューサーである山本時嗣さんのサポートにより、実現することができました。偶然にも山本時嗣さんの親戚がニュージーランドに暮らしており、ニュージーランドのような「スローで心豊かなライフスタイル」を日本の人たちに一緒に届けていかないかというお話をいただき、このオンラインサロンを一緒にスタートしていくことになりました。

そんなぼくらがこの『noa』で成し遂げたいこと。
それは、同じ思い・志を持つ仲間と一緒に【Small is Beautiful】の世界を共有・創造していくこと。

現代の日本は「物理的な豊かさ」や「便利さ」は手に入れられましたが、「心の豊かさ」が少しずつ失われているように感じます。そのため『noa』では、かつての日本人が大切にしていた ①サスティナビリティ:持続可能性/②クリエイティビティ:創造性/③スピリチュアリティ:精神性を取り戻せる場所を目指し、自然と触れ会うことに重きを置いたアクティビティやプロジェクトを中心に活動していきます

※オンラインサロン『noa』でできることはこちらに詳しくまとめましたのでご覧ください。

オンラインサロン価格としては高めの3,900円の設定ですが、売上げは【Small is Beautiful】をテーマにした古民家&村づくり『noa village プロジェクト』の実現に向けて充てていくつもりです。そのため、ただ学ぶ受け身の姿勢の方ではなく、一緒に【Small is Beautiful】の世界を共有・創造していける方に入会して欲しいと考えています。

もちろんぼく自身、夢を形にするために実践してきたことや、ノウハウをサロンメンバーの皆さんにはアウトプットしていきますが、「講師」という立場ではなく、サロンメンバーの仲間と同じように「挑戦者」として、これからも様々なことにチャレンジしていくつもりです。そしてその挑戦を通してのリアルタイムでの「気付き」や「学び」を積極的に皆さんにお届けしていきます。

これからトミマツタクヤと長い付き合いをしてくれる方。
トミマツタクヤと一緒に『Small is Beautifulの世界』を追求・創造してくれる方。
このコミュニティに大きな可能性を感じてくださった方。

「新しい世界」は、1つの小さな行動から始まります。理想を理想で終わらせるのではなく、「自分らしく心豊かなライフスタイル」を一緒に実現していきましょう。

『noa』が目指す世界

  1. 参加者全員にとって「自分らしさ」を表現できる「心の居場所」となること
  2. お金や物に頼る幸せではなく「心の豊かさ」を感じられる居場所であること
  3. 日本にいながらも「ニュージーランドの豊かさ=Small is Beautiful」を感じられる場所を作ること
  4. 地球と調和したサスティナブル&ナチュラルな暮らしができる環境を創ること

『noa』とはニュージーランドの先住民族マオリの言葉で「シンプル」を意味します。「思考も人生もよりシンプルに、より豊かにしていきたい」という想いを込めて、この名前を付けました。

Profile|プロフィール

 

トミマツタクヤ | Takuya Tomimatsu

 
ニュージーランド写真家
 

【Small is Beautiful -より小さく より美しく-】をテーマに撮影・表現活動を行う写真家。2015年から過去40回に渡り「写真×音楽×ストーリー」を組み合わせた独自スタイルの上映会『Small is Beautiful』を日本全国で開催。1500名以上を動員し、そのメッセージと世界観は多くの人の感動を呼ぶ。2018年9月にはガイドブック『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』を四角大輔氏らと共に出版。日本国内では伊豆・修善寺や隠岐の島・布施地区の地方創生プロジェクトの撮影やプロデュースを手掛けるなど『Small is Beautiful』の世界観を追求すべく活動を続けている。

2020年1月よりNZ究極のロングトレイル『Te ARAROA(テ・アラロア)』への挑戦を発表。未知なるチャレンジに向けて、新たなスタートを切った。

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