ガイドブック『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』取材、ニュージーランド最長3,000kmロングトレイル『テアラロア』縦断など、過去10年以上に渡ってニュージーランドを旅し続けてきた経験を基に作成した、ニュージーランド写真家トミマツタクヤ独断と偏見によるニュージーランドのお勧めスポットランキング。実際に足を運び、心からお勧めできるスポットのみをご紹介!
今回ご紹介するのは オークランドお勧めスポット10選 で3位にランクインした ニュージーランド屈指のリゾート地『Waiheke Island(ワイヘキ島)』。ここはオークランドからフェリーでわずか30分でアクセスできるニュージーランド屈指のリゾート地。起伏に富んだ地形をしているため、小高い丘に登れば至るところから美しい景色を見渡すことができる。また約20もあるワイナリーの質はニュージーランドの中でもトップクラスであり、絶景を眺めながらのワインと食事は至福のひと時。せっかく訪れるならぜひ宿泊して欲しいところだが、オークランドからの日帰りでも十分楽しめる。そして大切なことはここは”リゾート地” だということ。ここを訪れる際はお金はケチらず、贅沢を思いっきり楽しむべし。
それでは、ワイヘキ島のお勧めスポット10選を1位から順に発表していこう。
Waiheke Island お勧めスポットBEST10
1. Mudbrick Vineyard and Restaurant
ワイナリーからの眺め、ワインの品質、食事のおいしさと三拍子揃ったニュージーランド屈指のワイナリー。ここはワインのティスティングだけでなく、2つのレストラン、宿泊施設、結婚式場など充実した設備が揃う。ここは食事のレベルが非常に高く、またレストランからの眺めが絶景なのでテイスティングだけでなく、絶景を眺めながらぜひワインと食事の両方を楽しんで欲しい。
2. Man O’ War
ワインの美味しさという点で言えば、間違いなくワイヘキ島でNo.1のワイナリー。Air New Zealand のビジネスクラスでも採用歴のある高級ワインで、その味はワイン通にも評価がとても高い。ワイナリーは島の東部に位置しており、ここにアクセスするには砂利道を運転しなければならず十分に注意が必要だ。ただここへの道のりの途中途中でたくさんの絶景を見ることもでき、またワイナリーの目の前には美しい海が広がっているためワイン通のみならず行く価値は十分にある。レストランの評価も良く、ロケーションも最高なので次回はぜひ食事も味わってみたい。
3. TIMMY SMITH
ガイドブック『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』の取材で最も感動的で、印象に強く残っているショップがここ”TIMMY SMITH”。オーナーであり、デザイナーでもある Timmyさんの手作りのアクセサリーや革製品、オリジナルブレンドの紅茶など、品揃えは限られているもののセンス抜群のものばかり。Timmyさんの人柄も最高で、ワイヘキ島に来た時は必ず足を運んでほしいショップ。
ニュージーランド写真家トミマツタクヤによる『オリジナルGoogle Map』2023年9月よりリリース決定!
ニュージーランド写真家トミマツタクヤが過去10年をかけて実際に訪れたニュージーランドの旅情報がすべて網羅されている “Google Map” がついに2023年9月よりリリース開始!トミマツが訪れたニュージーランド全土の旅先スポット(アコモデーション・カフェ・レストラン・絶景ポイントetc)の評価・レビューが一目で分かるため、旅をプランニングする際にご活用いただけます。またトミマツがニュージーランドを訪れる度に随時情報を更新していくため、一度ご購入いただくだけで半永久的に最新のニュージーランドの情報と触れることができます。ニュージーランドを頻繁に訪れる方やワーホリ・留学など長期滞在を検討している方にお勧めです(2023/9/1より販売開始予定)。
4. Stony Batter Hsitoric Reserve
僕が知る限り、ワイヘキ島におけるNo.1 絶景スポットがここ。ここに辿り着くためには砂利道を運転しなければならず、起伏も激しいのでアクセスは非常に悪いので十分に注意が必要だが、この景色を見れば全てが吹き飛ぶだろう。特にここから見る朝焼けの美しさは半端じゃなく、魂が震えるほど美しいものだった。この奥をさらに進むと2位にランクインしたワイナリー『Man O’ War』があるのでぜひ併せて足を運んで欲しい。
5. Tantalus Estate
2013年にオープンしたばかりと歴史は浅いものの、ワイヘキ島を代表するワイナリーに急成長。1位にランクインした『Mudbrick』と甲乙付け難いほど、こちらもワインの品質、料理の美味しさ、ロケーションどれもパーフェクトなワイナリー。Mudbrickは王道な料理に対して、こちらはウナギや麹、海藻を使った独創的な料理が食べられる。Mudbrick, Man O’ Warと併せて、ワイン通はこの3つは必ず抑えて欲しいところ。
6. Palm Beach
美しい海に囲まれているワイヘキ島のベストビーチとして最も名前が上がったのがここ Palm Beach。白砂の美しさに反して混雑とは無縁の穴場スポット。波も穏やかで人も少ないので、のんびりと海水浴を楽しみたい人に特にお勧め。
7. The Island Grocer
ワイヘキ産の食材や調味料が数多く取り揃えられているグローサリー。”made in Waiheke” のオリーブオイルやワイン、野菜フルーツなどが沢山並び、そのほとんどがオーガニックや化学調味料不使用など選りすぐりのものが揃う。またプラスチックを使用していないペットボトル飲料も置いているなどサスティナブルな意識もとても高いお店だ。
8. Island Coffee
ワイヘキ島の中心部から少し離れた場所にあるものの、お客さんが全く途絶えない超人気カフェ。店内で自家焙煎した新鮮な豆を使用しており、若手のイケメンバリスタたちが淹れるコーヒーは悔しいけど絶品だった。
9. Waiheke Osted Market
毎週土曜日開催のファーマーズマーケット。南米料理のエンバナダスや中東のファラフェルなど、なかなか珍しいフードを楽しめる。その他、ハンドメイドのクラフト品やアクセサリー、子供服なども販売されている。
10. Island Gelato
いつも行列のできるジェラートショップ。バニラやラムレーズンなどのクラシックな風味からタイバジル&マンダリンといったユニークなものまで様々なフレーバーが揃う。ちなみにニュージーランドのアイスクリームは量がとにかく多いのが特徴で時に食べ切れないほどのボリュームを出すお店も多いが、それと比べると非常に少なめ。気軽にアイスクリームを食べたい人にはちょうどいいかも。
ワイヘキ島お勧めスポット10選 まとめ
独断と偏見による「ワイヘキ島お勧めスポット10選」いかがだっただろうか。冒頭にも書いたように、ここはニュージーランド屈指のリゾート地なので、ぜひワイナリーで食事をしたり、オーシャンビューの宿泊先にステイしてみるなど、ぜひ贅沢を味わって欲しい。ちなみに宿泊先のお勧めはAirbnb。眺めがいいところも沢山あり、設備も整っているので色々探してみるといいだろう。
- Mudbrick Vineyard and Restaurant(ワイナリー)
- Man O’ War(ワイナリー)
- TIMMY SMITH(アクセサリーショップ)
- Stony Batter Hsitoric Reserve(絶景スポット)
- Tantalus Estate(ワイナリー)
- Palm Beach(絶景スポット)
- The Island Grocer(オーガニックショップ)
- Island Coffee(カフェ)
- Waiheke Osted Market(ファーマーズマーケット)
- Island Gelato(アイスクリーム)
またこれらのお勧めに関してはガイドブック『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』でも紹介しているので、詳細を知りたい方はぜひ読んでみて欲しい。それではまた。
トミマツ タクヤ
ニュージーランド写真家
大学卒業後、大手企業に就職するも会社員生活に馴染めず転職を繰り返す。度重なる体調不良をきっかけに会社員生活に終止符を打ち、2013年 世界一周を夢見てニュージーランドへ初渡航。数ヶ月の滞在予定がニュージーランドのライフスタイルやウェルビーイング(心の豊かさ)に衝撃を受けて、1年4ヶ月もの歳月を過ごす。
帰国後は人生観を大きく変えてくれたニュージーランドの魅力を届けるべく、ニュージーランド写真家として活動を開始。『Small is Beautiful -より小さく より美しく-』をテーマに撮影・表現活動を行う。2015年から過去50回に渡り「写真×音楽×ストーリー」を組み合わせた上映会スタイルの写真展『Small is Beautiful』を日本全国で開催。”写真展示のない写真展” として話題を呼び、延べ5000名以上を動員。自身の人生をも変えたそのメッセージと世界観は多くの人の感動を呼ぶ。
2018年9月にはガイドブック『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』を四角大輔氏らと共に出版。2020年1月にはニュージーランド最長ロングトレイルコース『テ・アラロア』3,000km縦断に挑戦するも、ロックダウンにより1,100km時点で中断。そして3年越しとなる2023年3月24日、ついに3,000kmを踏破。現在は「Youtube登録者1万人を達成したら テアラロアのドキュメンタリー上映会を日本全国で開催する」という新たな目標を掲げ YouTubeでの発信活動をスタート。精力的に発信を続けている。
▶︎ SNS:YouTube|Instagram
▶︎ 著書:ガイドブック『LOVELY GREEN NEW ZEALAND』※ プロフィール詳細はこちら